今日は夜勤明けに神戸線の朝霧駅で途中下車して「瀧の湯」というスーパー銭湯に寄ってきた。
「瀧の湯」は神戸線の車窓からも「ゆ」と大きく建物に記されているのが見える。
それで『いつか寄ってみよう』と1年ぐらい前から考えていたけれど、それがようやく実現したのだ。
茶褐色に濁った天然の温泉はなかなか心地良く、サウナも快適である。
しかし、露天風呂では明石海峡の景色を眺めながらゆったり湯につかれると思っていたのに、壁にさえぎられて見えるのは青空ばかりだった。
女湯はともかく、男湯を覗く奴もいないだろうから、壁などなくても良さそうなものだが、最近はそうでもないらしい。男湯の盗撮なんて事件もあるという。
湯を出てからは、明石まで海岸に沿って歩いた。梅雨明けで暑くなってきたけれど、まだ猛暑というほどではない。
素晴らしい景色を眺めながら歩いていたら、あっという間に明石へ着いてしまった。
思えば、昨年の8月に逆のコースを歩くつもりでいて、余りの暑さに断念したのである。
明石に着くと、昨年と同様、名物の明石焼きを食べた。一人前15個は多いように見えるけれど、ふわふわの玉子焼きだから軽く腹に収まってしまう。
温泉に入って、海風に当たりながら歩き、腹が減ったところで美味しい明石焼きを食べる。今日はとても良い日だったと思う。