職場の近くに「神戸どうぶつ王国」という動物園がある。いつか夜勤明けに行って見ようかと思っていたが、先日、ネットで広報を見て驚いた。入園料が1800円もするのである。
どうやら、「ふれあい共生」をキャッチフレーズにしている同園では、動物との「ふれあい」も楽しむことが出来るため、多少割高な料金になっているらしい。
こんなことを言ったら、また叱られるけれど、例えばスナックやパブで、カウンター越しにお酌してくれる女性を見られるだけの店と、横に座ってくれた女性との「ふれあい」も楽しめる店とでは、当然、料金設定も異なっているだろう。
「ふれあい」どころではない激しい接触を求めると、料金はさらに高くなる。それ以上の行為になれば、もちろん相当な金額を覚悟しなければならない。
もっとも、これは人間同士の話であって、まさか動物園で「ふれあい」以上のものを求める人はいないはずだ。
しかし、世の中にはなかなか奇怪なこともある。15年ほど前、トルコの新聞に以下のような事件が報じられていた。
ハイキング等を楽しめる自然公園で、乗馬用の馬を貸し出している所へ、いつも同じメス馬を指定して借りに来る男がいた。不審に思った係員が後をつけて行くと、茂みの中で男がメス馬と「行為」に及ぼうとしたため、取り押さえて警察につき出したそうである。
実のところ、トルコに限らず、牧畜の盛んな地域では、結構「獣姦」が行われているらしい。
イタリアの言語学者ガヴィーノ・レッダの自伝によれば、当時、サルデーニャ島の牧童たちは、当たり前に山羊との行為を楽しんでいたという。
以下のウイキペディアの記述を見ると、日本の映画「楢山節考」にも犬を犯す男が登場している。
トルコでは、実際にその場面を目撃してしまった日本人女性の話を聞いたこともある。カッパドキアの森の中を散策中、奇妙な動物の鳴き声が聴こえてきたので、その方へ近づいて見たら、若い男がロバと頑張っている最中だったそうだ。無我夢中で走って逃げたというけれど、さぞかしぶったまげたことだろう。
しかし、トルコでもお相手は、羊や山羊が多く、大きくてもせいぜいロバまでらしい。メス馬とやろうとして警察につき出された男、職業はエンジニアと明らかにされていたが、いったいどのような巨根の持ち主なのか? なんとも羨ましい話だ。
新聞の記事によれば、事件後、トルコの動物愛護協会の女性たちが訪れてメス馬を労わったそうだけれど、とんだ動物との「ふれあい」もあったものである。