メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

武漢料理の店

今日は母の89歳の誕生日で、本来なら鹿児島にいるはずだったが、コロナ騒ぎのためにこれも叶わなかった。いったいこの騒ぎをいつまで続けるつもりだろう? 米国が煽り続けているから同調しているのか、させられているのか? そういう裏でもあると思わなければ、緊急事態は首相本人ということになってしまいそうだ。

とはいえ、確かに米国の煽り方も常軌を逸しているような気がする。「コロナの死者数は、ベトナム戦争の戦死者を上回った」と中国を非難しているけれど、米国でもコロナで亡くなった方の多くは高齢者だったらしい。壮健な若者たちばかり犠牲になったベトナム戦争と比較するのは道理じゃないだろう。それなのに、日本の親米右翼的な人たちも同調してこれを煽ったりしている。米中が軍事的に衝突したら、日本は戦場になる可能性もあるが、そんなことはお構いないようである。

もっとも、政府の方は何とか調停に努めようとしているのかもしれない。しかし、中国が軍事面で譲歩したとしても、その発展が続く限り、米国は警戒を緩めないだろうから、対立は決着がつくまで収まらないような気もする。米中の対立はコロナの数百倍恐ろしいことになりはしないだろうか?

もちろん私らが心配したところでどうにもならない。コロナと同様、過剰に心配せず、普通に暮らして行くよりないと思う。だからと言うわけじゃないが、一昨日は大阪歩きの締めに難波の中華料理屋で少し飲んだ。それも「武漢料理」と銘打っている店で、日中の平和を祈念しながら飲んだ。

この店は昨年開店したばかりらしい。長くやっている店の中には、暫く休業しても、何とか持ちこたえる所があるだろうけれど、新しい店では非常に難しい。看板が「武漢料理」と来たら、さらに厳しく、それこそ窮地に立たされていたのではないか。そのため再開に踏み切ったようである。

メディアでも報道されていたが、再開と共にメキシコ製の「コロナビール」を提供している。何だか尋常ならざる意気込みを感じてしまう。それで私も、一昨日はそのコロナビールを飲んでみた。料理も美味かったし、近いうちにまた来られたらと思う。

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