メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

何処もかしこもコロナでマスク?

先日(3月23日)、うちから自転車で登山口まで行ける高御位山に登って来た。この日は少し寒かったけれど、山頂の辺りは日差しを遮るものがなく、半袖でも汗ばむくらいだった。歩いて登山口まで来れば、尾根を縦走して姫路の方まで抜けられるようだが、夏になったら相当暑くなるのではないかと思う。

ジョギングのスタイルで登ってきてしまう人もいるくらいの山(標高304m)なのに、結構重装備の人たちが多かった。山ガール風の女性たちもいた。行違う際に「こんちは!」と挨拶すれば、殆どの人たちが元気よく挨拶を返してくれて、とても気持ちいい。特に運動部風の少年たちは元気が良かった。

しかし、ごく僅かとはいえ、風通しの良い尾根の上を歩きながら、大きなマスクをしている人がいたので驚いた。こういう人はもちろん挨拶も返してくれない。まさか、尾根を吹き渡る風の中にコロナウイルスが潜んでいるとでも思っているのだろうか? 仮にそうであったとしても、数ミクロンというウイルスを布のマスクで防げるはずもないのだが。まあ、私の科学知識もかなりいい加減だから、なんとも言えないけれど、これはもうコロナウイルス神経症と言うべき症例かもしれない。

私も職場の特定のエリアに出る時は、義務付けられているためマスクで口を覆っているものの、それ以外の場所では、マスクを顎の所まで下げている。通勤時等々では全く着用していない。その代わり、口は開けないようにしている。幸い、咳もくしゃみも鼻水も出ないから、口を開ける必要もない。

そもそもマスクをするのは、唾液等の飛沫を防ぐ目的なんだろうけれど、私は使い慣れていないので、間抜けなことにマスク着用エリアで何か話さなければならなくなった際、マスクを顎の所まで下げてしまい、『しまった! これでは逆じゃないか』と慌てている。

心配なのは、コロナ騒動が収束した後も、このマスク着用の習慣が残ってしまう恐れだ。なんと言っても、相手の顔が判別できないのは気分が悪い。集団でマスクを着用している光景も何だか不気味である。

私は匿名も好かんくらいで、顔を隠したりするのは、どうにも気になってしまうが、常時マスクで顔を覆うくらいなら、いっそのことアラビア女性風にベールでも被ればどうだろう? あれなら、飲食もベールをしたままで出来る。ベールは下からまくれるようになっているからだ。

こちらも美しい女性の顔にいちいち興奮しなくても済むようになるかもしれない。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BE%A1%E4%BD%8D%E5%B1%B1