メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコの厚生大臣


Sağlık Bakanı Fahrettin Koca'dan korona virüsüyle ilgili önemli açıklamalar: O soru da soruldu

トルコでもコロナウイルス感染者が発見されたので、関係所管の閣僚により記者会見が行われた。出席した閣僚は、コジャ厚生相(もしくは保健相)、エルソイ観光相、ペクチャン商務相(女性)の3氏。コジャ厚生相が司会役を務め、記者らの主な質問にも答えているけれど、コジャ厚生相は元々医学博士なので充分な予備知識も備えていただろう。

コジャ厚生相に限らず、2002年にAKPが政権に就いて以来、歴代の厚生相は皆医学博士だった。

2002年に就任したアクダー厚生相は、2013年まで留任して、保険制度や国立病院の改革に取り組んだ。あの改革は、専門知識を有するアクダー厚生相が長期間留任してこそ、成し遂げられたのではないかと思う。

2013年頃に会った知人の奥さんは、「いくらAKPが嫌いでも、国立病院で働く看護婦として改革の成果を認めないわけにはいかない」と嘆息しながら明らかにしていた。

私は、2005年の鳥インフルエンザ騒動の際、アンカラの記者会見場で間近にアクダー厚生相の答弁を見る機会に恵まれたが、今回のコジャ厚生相と同様、どんな質問にも自ら丁寧に適切に答える姿が印象的だった。