メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

学問のすすめ

福沢諭吉の著作をいくつか読んでみようと思い立ったのが14年前、以来、「文明論之概略」と「福翁自伝」は何とか読んだものの、「学問のすすめ」にはなかなか手がつかなかった。やっとそれを、帰国の際に立ち寄ったモスクワの空港で読み始め、先週、ようやく読了した。
そして、『この本は、中学か遅くとも高校の時に読んでおくべきだった』と後悔している。もっとも、当時の私が、これを読んだからと言って、目を覚ましたかどうかは解らないけれど、まともな中学生や高校生であれば、大いに触発されるはずだ。
読んで目覚めた若者たちは、私のように「心事の棚卸」もできない間抜けな人生を送ったりしないだろう。

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