メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコの話題/エルドアン大統領支援を表明したMHPのバフチェリ党首

 正月たっぷり休んでしまったので、5日の仕事始め以来、昨日まで休みがなかった。
それで昨日は、3時頃に仕事から上がると、さっそく博多の温泉に行って、いつもより長い時間かけて温泉やサウナに入り、その後は駅前の“餃子の王将”でビールと紹興酒を飲みながら夕食を楽しんだ。
お陰で体はリフレッシュされたものの、頭の中はからっぽになってしまったようで、今でも何だか頭がボッーとしている。トルコの新聞記事を読んでもなかなか頭に入ってこない。
でも、最近はスマホを使って、送迎の待機中にも少しずつ読んでいたから、何が大きな話題になっているかぐらいは解っていた。
大きな話題は、何と言っても、MHPのバフチェリ党首が、2019年の大統領選挙でエルドアン大統領への支援を明らかにしたことだろう。MHPは大統領選挙に自分たちの候補を出さず、党をあげてエルドアン大統領を支援するそうだ。
これでよっぽどのことがない限り、早くもエルドアン大統領の勝利が確実になったように思えるが、一方で、エルドアン大統領とAKPは、いよいよ“ミッリ・ギョルシュ(国民の思想)”のイスラム的なイデオロギーから遠ざかり、MHPの民族主義的なイデオロギーに近づいたのではないかという説も有力になっている。
しかし、MHPの民族主義も以前に比べて、大分弱まったような気もする。結局、双方のイデオロギーが曖昧になって、より現実的な対応が可能になるだけかもしれない。merhaba-ajansi.hatenablog.com