メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

ナイジェリア人就学生の正体

配送センターで働く就学生は、その殆どがネパールやスリランカ等、アジアの国々から来ているけれど、例外として、アフリカのナイジェリア出身の就学生が一人いる。

他の就学生とは色々な面で雰囲気が異なるので、当初より、私はこのナイジェリア人就学生に注目していた。

まずは服装などからして、他の就学生たちより、多少生活に余裕があるように感じられた。また、クリスチャンであり、それは登録されている名前からも明らかだった。

彼は、送迎バスの中で、ネパール人の就学生たちに英語で話し掛け、盛んにコミュニケーションを取ろうとする。何気なく耳を傾けると、良く解らないものの、教会やクリスマスについて語っていることが多い。

あからさまに、就学生たちを教会のパーティーに誘ったりもしていた。それで、単刀直入に、ミッショナリー(宣教師)ではないかと尋ねたところ、あっさりこれを認めた。私の問いに驚いた様子もなかった。

なんでも、日本で暫く活動した後は、マレーシアに赴くそうだ。「危なくないのか?」と訊いたら、「でも、宣教はシークレットだから大丈夫」などと笑っている。

彼によれば、日本での宣教活動に全く危険はないものの、洗礼を受けようとする日本人は限られていて、宣教は非常に難しいらしい。マレーシアでは、危なくても“やり甲斐”が感じられるのだろうか?