メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

日本人は、体力でトルコの人たちに適わない?

今日、また雨で仕事がなくなってしまった。30数年前、川越で産廃のダンプをやっていた頃は、結構雨が降っていても、現場の作業はこれほど中止にならなかったような気がする。
これは私の記憶違いかもしれないが、当時と比べて、全般的に余り無理をしなくなっているのは、確かじゃないかと思う。
例えば、現場で使うセメントは、今、一袋が25キロになっているけれど、当時は40キロだった。50キロ入っていた時代もあるという。日本人の体力は、世代を追うごとに低下してきたらしい。
ダンプの運転手が、スコップで残土を4t一杯に積み込んだりするのは、もう随分前から見られないそうだ。ひょっとすると、私たちが最後の世代だったかもしれない。 

果たして、今の私が、4tダンプへスコップで残土を積み込むと、どのくらい時間がかかるだろうか? かつては、1時間半~2時間あれば積み上げていたけれど、途中でへたり込んでしまう恐れもある。
ちょっと試してみたい気もするが、そんなことしたら現場の人たちに迷惑だろう。
ところで、トルコのセメント袋には、いったい何キロ入っているのか気になって調べてみたところ、どうやら50キロが標準らしい。体力の面で、日本人はトルコの人たちに全く適わないようである。