メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

「児童性的虐待防止法」による服役者への救済処置法案

「児童性的虐待防止法」による服役者への救済処置法案は、批判が高まっているため、修正を図ったうえで再提出されるようだ。エルドアン大統領も「批判を受け入れ、修正すべきではないか」と発言している。

報道によれば、修正案には、「相手が14歳未満の女子であったり、年齢の差が10歳以上である場合には、救済されない」といった項目が含まれているという。

それならば、13歳の女子と17歳の男子、あるいは14歳の女子と25歳の男のカップルも、救済の対象から除外されてしまうのだろうか?

そもそも、14歳の女子と駆け落ちした17歳の男子に、「児童性的虐待防止法」で懲役刑を科したのは、明らかにやり過ぎだったと思う。裁判官は、法を杓子定規に解釈して、まったく情状酌量の余地を認めなかったらしい。

しかも、結婚しなければ、救済の対象にはならないのだから、日本でこれを適用されたら、刑務所や少年院がいっぱいになってしまうような気もする。

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