メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

急に寒くなって来たイスタンブール

イスタンブールは急に寒くなってきて、風邪が大分流行っているようだ。満員のバスの中でも、咳き込んだり、くしゃみしたりしている人がいる。
そのうち、うつされるんじゃないかと思っていたら、案の定、先週から愈々本格的に風邪をひいてしまった。とはいえ、鼻をむずむずさせながら、金曜日は、大豆を買いに出かけて、エジプシャンバザール辺りの雑踏をうろつき、私も風邪のウィルスを巻き散らして来たのだから、お互い様だろう。
今日(10月25日)は、風邪がなかなか治らないので、ついにスチーム暖房をいれた。10月から暖房は使いたくないが、風邪をこじらせてもしょうがない。
暖房の天然ガスは、おそらくロシアから流れて来ている。そのロシアとの関係が修復されたため、今冬は天然ガスの価格も少し下がるそうだ。
しかし、原油価格は上昇の気配を見せているという。日本の報道でも、3~4年の間に、1バレルが100ドルぐらいまで上がるのではないかという説が伝えられていた。
そうなれば、ロシアも経済的に一息つけるらしい。トルコでは、「アメリカがロシアを経済的に追い詰めるため、原油価格を抑えているのだ」と論じる識者もいたが、あれはどうなったのだろうか?
まあ、ロシアの人たちは、「ジャガイモとウォッカさえあれば生きて行ける」なんて言われているくらいだから、彼らと我慢比べをしても勝ち目はないのかもしれない。

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