メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

ちょっと寂しいスルタンアフメット

(8月15日)

世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地区」の中核をなすスルタンアフメット。8月には、多くの観光客で賑わっていなければ困るが、今日(8月15日)出かけて見たところ、素晴らしい快晴にも拘わらず、「賑わっている」と言うにはほど遠い有様だった。

それに、道行く人たちの多くは、トルコの国内から来た旅行者だったような気がする。

かつては、この界隈を歩くと外国人旅行者ばかり目についたけれど、この16~7年の間に、トルコ人の国内旅行者もかなり増えて来ていた。それがもう国内旅行者のほうが圧倒的に多いのではないかと思える状況になってしまったのである。

友人家族が経営するホテルにも寄ってみたが、北アフリカ辺りから来ている宿泊客のお陰で、なんとかやって行けるものの、やはり相当厳しいそうだ。

来年には、またロシアの人たちがたくさん来てくれるかもしれない。そう期待したいが、ロシアの経済も悪化しているらしい。果たしてどうなるだろうか?


*写真アルバム:8月15日のスルタンアフメット
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