メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコの国産ウオッカ“バズーカ”

日本にいた頃は、冬でも湯上りには先ずビールを一杯、それから酒だったりしたが、イエニドアンの我が家にはシャワーしかないし、暖房も余り効かず、部屋の中にいても寒いから、冬は専らワインで、ビールは滅多に飲まなくなった。
そのワインも、ふところ具合がどんどん寒くなって来たため、そうやたらと飲めるわけじゃない。
アルコール単位の値段を計算したら、蒸留酒の方が割安かもしれないけれど、ラクはいまいちだし、ウイスキーなどは高くてとても手がでなかった。
一昨日、カドゥキョイのスーパーに寄って、酒類陳列棚を見渡しながら、また『ふーむ』と思案していたが、最も安価な究極のアルコールは、要するに“ウオッカ”だろう。
そして、1本買って来たのが、トルコの大手酒造メーカー“メイ社”のウオッカ、“バズーカ”というブランドである。
昨日、冷蔵庫で冷やしておいたその“バズーカ”を、早速、ストレートで飲んでみた。
なかなかいけると思ったが、ちょっとパンチが足りない。見るとアルコール度数は37.5%である。これでは“バズーカ”じゃなくて、“カラシニコフ”程度のような気がする。
口上書きには、「先進のテクノロジーで、穀物アルコールを何度も純化して得られました」なんて記されているけれど、あまり大したテクノロジーではなさそうだ。
でも、健康を考えたら、少し物足りないぐらいが良いかもしれない。この冬は、これをちびちびやりながら乗り切ることにしよう。

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