メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

携帯電話の最期

昨日、長い間使ってきた携帯電話が、ついに御臨終を迎えてしまった。2004年の10月か11月頃に買ったはずだから、9年以上使っていたことになる。あと8ヵ月持ち堪えれば、10周年を祝えるところだった。
シーメンスの中国製で、2008年の11月には、ジーパンと一緒に洗濯してしまったけれど、パーツごとにバラして乾燥させただけで、翌日、見事に復活した。でも、それから、さらに5年以上頑張ってくれるとは、さすがに期待していなかった。労いの言葉をかけたいくらいだ。
結局、液晶に寿命が来たのか、画面が表示されなくなってしまったが、最期はちょっとあっけなかった。一昨日まで、何の問題もなかったのに、昨日の朝、突然、画面に乱れが生じ、リセットしたら一時的に直ったものの、すぐにまた乱れ、何度か繰り返すうちに、何も映らなくなった。
まるで、脳卒中か何かでポックリ逝ってしまったような感じである。自分もそうやってあっけなくくたばりそうな気がして来た。
この半年ほど、携帯電話には、セールスや勧誘の電話を除けば、1週間に2~3度掛かってくれば多いくらいなので、急ぐ必要などなかったかもしれないが、午後には、近所の携帯屋さんで、新しい携帯を購入した。トルコのシステムでは、“SIMカード”を入れ替えるだけで、新しい携帯でも、以前の電話番号がそのまま使える。

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