メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

ソウルの教保文庫に岩波文庫

イリアスの韓国語訳は、4月にソウルの“キョボムンゴ(教保文庫)”という書店で購入してきた。

私がソウルに滞在していた87~88年頃は、教保文庫がソウルで最も大きい書店だった。今はどうなっているだろう?

教保文庫では、オデュッセイアも買おうと思っていたが、イリアスだけでも物々しい装丁でかなり重たかった為、帰りの荷物を考えて諦めた。

ハールク・シャーヒンさんの手元にあるイリアスの日本語訳は、岩波文庫の上下二巻であるし、トルコ語訳や他の言語訳の中にも、あれほど立派な装丁の“イリアス”はなかったような気がする。持ち運ぶのも大変で、読むのは楽じゃないかもしれないが・・・。

イリアスを購入してから、教保文庫の中を一回りしていると、日本の文庫本のような本が並んでいるコーナーが見えたので、『韓国でも文庫本が出版されるようになったのか・・・』と思って近づいたら、それは紛れも無い“岩波文庫”で、その他、日本の各出版社の文庫本も揃っていた。韓国の出版社は未だ文庫本を出していないらしい。

ソウル在住の日本人は、1万人に満たないそうだから、あれは、主に韓国人の読者をターゲットにしているのではないだろうか? 有り難いことだと思う。

 

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