メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

バルソロメオス総主教

聖ゲオルギオス大聖堂のクリスマス・ミサでは、テレビのカメラもいくつか配置されて、撮影が進められていた。ギリシャの放送局じゃなかったかと思う。
2007年に亡くなったマリアさんのお宅では、復活祭やクリスマスに、ギリシャのテレビの特集番組を衛星放送で見る機会が何度かあった。特集番組では、アテネの主教座聖堂のミサと共に、聖ゲオルギオス大聖堂のミサの様子も伝えられていた。
マリアさんは、アテネ大主教が画面に姿を現すと、「なんて嫌らしい男だ。徳も無ければ、学識も無い。なんでこんなのが主教になれるのかね」と激しく罵倒したが、バルソロメオス総主教が現れると、うっとりとした面持ちでその徳を称えていた。
バルソロメオス総主教は、文句の多いマリアさんが唯一無条件で褒め称えた人物であるような気がする。
*写真:バルソロメオス総主教がミサの参列者に、ぶどう酒(?)をスプーンで振舞っている。

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