メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

本場?グルジア料理の店

バスターミナルの一角には、グルジア料理の店もあります。ターミナルの存在を教えてくれた友人も勧めていたので、早速、入ってみたけれど、メニューはグルジア語で記されていて何が何だかさっぱり解らないし、料理を運んでいるおばさんも殆どトルコ語が解っていないようです。友人は、餃子のような料理が美味しいと言ってましたが、これを身振り手振りで説明してもなかなか通じません。

店を管理しているのか、トルコ語を話す若者が3人、事務机の前に陣取っていたので、この若者たちに訊いてみたところ、彼らは皆クルド系のトルコ人で、一人は「でも、本当のルーツはガラタサライです」とつまらない冗談でにこやかに応じてくれたものの、彼らもグルジア語は全く解らず、話が通じないそうです。

仕方ないので、隣のテーブルのグルジア人が食べている料理を所望しました。“ホットゥル”というような料理名じゃなかったかと思います。牛肉(多分)のシチューみたいな料理で、なかなか美味でした。パクチが入っていたけれど、トルコでパクチは珍しいんじゃないでしょうか。

食べ終わる頃になったら、もう一人、グルジア人のおばさんがやって来て、この人はかなりトルコ語が話せます。餃子風の料理について訊くと、“クインガリー”とか言ってましたが、この日はなかったそうです。

それで、「では次回、食べることにします」と言ったら、あのトルコ人の若者が寄ってきて、小さな声で「気をつけなさい。あの餃子風には豚の油が入ってますよ」と親切に教えてくれました。しかし、この若者には悪いけれど、“豚の油”と聞いたら、ますます美味しそうで、是非とも食べてみたくなります。