メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

トルコ

「キム・ドゥギョンさん/イランに行った韓国の人たち」

《2010年6月17日付けの記事を修正して再録》 韓国からベトナムとイランを経てトルコへ渡って来たキム・ドゥギョンさん。 キム・ドゥギョンさんのその後は、当時(2010年)、イスタンブールのタクシムにあった韓国料理店「カヤ・レストラン」でイ…

「ベトナムからイラン、トルコへ・・・」

《2010年6月14日付けの記事を修正して再録》 ベトナムとイランを経由してトルコへ渡ってきた韓国の人たちの話だが、後日(2010年6月頃)、イスタンブール在住の日本人女性と雑談していたら、この方もキム・ドゥギョンさんと知り合っていたことが…

「韓国~ベトナム~イラン~トルコ」

《2010年6月12日付けの記事を修正して再録》 ハンさんは95年頃にトルコから韓国へ帰国されたらしい。 ハンさんの人生は、なかなか波乱万丈だったようである。75年のサイゴン陥落までは南ベトナムで仕事をしていて、その後はイランへ行き、ホメイ…

「しょうもない東洋人の親子」

《2010年6月11日付けの記事を修正して再録》 91年の4月に初めてトルコへ来て、翌92年の5月までイズミルに住んでいた頃は、3ヵ月の滞留期間が切れる度に、キオス島というエーゲ海に浮かぶギリシャ領内の島へ往来していた。 それこそ数え切れな…

「汚いトイレと綺麗なトイレ」

《2013年12月2日付け記事の再録》 以下のYouTubeの映像、あまりにも鮮明で、なんだかデリーの街に漂う匂いまで伝わって来そうだ。この街で、地元の人たちと一緒に飲み食いしたら、やっぱりお腹をこわしてしまうような気がする。インドの貧しい人たち…

統一教会との奇縁?

1988年、ソウルの延世大学語学堂で韓国語を学んでいた頃、先生が教室に受講生名簿を置き忘れてしまったことがある。 私ら受講生がその名簿を開けてみると、数名の受講生の欄に赤い丸印が記されていた。 名簿を見ていた私たちの中に該当者はいなかったの…

ギリシャ正教会のエルピドフォロス大司教と宗務庁のエルバシュ長官

9月20日、ニューヨークで「Türkevi(Turkish House)」のオープニング式典がエルドアン大統領臨席のもとで執り行われた。 「Türkevi(Turkish House)」は、とりあえず「トルコ館」と日本語に訳して置く。 トルコ館は、1977年にIBMの社屋をトルコ…

読む本は自分の判断で選ぶ?

このYouTubeのチャンネルの動画がとても面白い。他にもトルコの人たちがやっているチャンネルには面白い紀行動画が多い。 しかし、こうなるとテレビの紀行番組は、大掛かりな取材でもしない限り、存在価値を維持できなくなってしまうかもしれない。 (例えば…

アナルセックスは健康に良くない?

《2003年5月6日付け記事を再録》 韓国人の友人の事務所では、思わぬ一面を見せてしまったリビア人のハシムだが、普段は朗らかで礼儀正しい青年である。「イスラムは愛の宗教、寛容の精神が大切なんです。敬虔なムスリムならば人を憎んだりはしません」…

「911」から20年 /ムスリムと西洋 /ヒロシマの仇?

あの「911テロ事件」から20年が過ぎた。 事件は、陰謀説も含めて、様々に論じられてきたけれど、私にはパキスタンの物理学者パルヴェーズ・フッドボーイ氏による「ムスリムと西洋」という論説が非常に興味深かった。読んで直ぐに強い印象を得たのは、学…

凄い国、パキスタンと日本!

先日、夜勤明けに三宮の駅まで歩いたら、途中、真新しいビルの正面に、日章旗とパキスタンの国旗が掲げられているのを見た。 どうやら、そのビルは「JAN TRADING」という企業の社屋らしいが、何故、パキスタンの国旗も掲げられているのか気になって調べてみ…

「日本の作家は文学的なエロチズムの巨匠である」:サルマン・ラシュディー

この「ノルウェイの森」の書評のトルコ語原文をネット検索で探してみたけれど見つからなかった。 書評が掲載されたラディカル紙は、既に発行を止めているので多くの記事が失われてしまったようだ。日本語訳は、以前、私が拙訳して保存してあったものである。…

「ようやく学校の対面授業が再開される」(トルコのサバー紙より)

トルコのサバー紙で、半年前にも「人々を『生きる屍』に、社会を『禁止の地獄』に変えてしまってはならない!」と訴えていたメフメット・バルラス氏が、9月2日付けのコラムで、またコロナ問題を取り上げていたので、前半のその部分だけを拙訳してみました…

トルコ料理の名店「Hünkar Lokantası(ヒュンキャル・ロカンタス)」

このYouTubeの動画では、ニルギュン・ビンギョルという女優さんが、イスタンブールのニシャンタシュにある「Hünkar Lokantası(ヒュンキャル・ロカンタス)」という伝統的なトルコ料理のレストランを紹介している。 ニルギュンさんの質問に答えるオーナーシ…

最近のイスタンブールの街角

1週間ほど前から、「Daily Street Walking」というYouTubeのチャンネルで、最近のイスタンブールの街角の様子を楽しんだりしている。 観ていると、画面から街の活気が伝わってくるようで嬉しくなる。 日本では、緊急事態宣言で「酒類の提供」を規制しようと…

Of Amerika! Of!Of!

表題の「Of」は、「United States of America」の「of」ではない。英語じゃなくてトルコ語の「of」である。 トルコには、まず「Of(オフ)」という地名がある。このオフは黒海地方トラブゾン県の東端に位置している。 黒海地方の人々は、トルコでしばしば小…

「ノルウェイの森」には日本の歌が1曲も出てこない?

村上春樹の小説から「八月の濡れた砂」が思い出されたような話を書いたけれど、おそらく、村上春樹の小説に「八月の濡れた砂」が出て来る場面などないと思う。 それどころか、「ノルウェイの森」には、日本の歌が1曲も登場していないそうだ。 2004年の…

「トルコのピラフ」と「イランのチェロウ」

このYouTube動画では、トルコ人の家族とイラン人の家族がイスタンブールのイラン料理店で夕食を楽しんでいる。 食卓にはイランの人たちが愛してやまないチェロウも並んでいるけれど、トルコ人の面々からは「味が無い」なんて声も聞かれて、それほど良い評価…

トルコライス!

昨日、夜勤明けに大倉山公園近くの洋食店で「トルコライス」を食べて来た。 この洋食店は、店名そのものが「神戸トルコライス」であり、メニューもトルコライスに特化されている。 先月、バスで店の前を通った際に気が付いたけれど、その大きな「トルコライ…

「恐ろしい宗教」

《2016年10月15日の記事を再録》 イスラム教徒・ムスリムと言えば、何だか、まるで価値体系の異なる宗教的な世界で生きている人々みたいな雰囲気で語られたりしているけれど、トルコでイスラム教徒の人たちと接している限り、これが実際の様相を伝え…

「イスラムはどういう宗教なのか?」

《2019年11月1日の記事を再録》 日本でイスラムの社会について解説された記事を読んでみると、イスラムの教義から説き起こしている例が少なくない。 しかし、トルコでは、敬虔な信者であっても、教義を事細かに知っている人はそれほどいないだろう。 …

シーア派の祭典アーシューラー

今日は、イスラム暦のムハレム月の10日目「アーシューラー」の日に当たるそうだ。 西暦680年のこの日に、イマーム・フサインが「カルバラーの戦い」で殺害されたため、シーア派の人々は「フサインの殉教」を哀悼して盛大な行事を催すようになったという…

アフガニスタンとトルコの相違

トルコ軍はNATOの一員としてカーブルの空港に1200人ほどの将兵を駐屯させているという。 トルコのメディアでは、7月10日の段階で、タリバンの勝利を確実と見做して、その後の展開を占う討論番組が組まれていたりした。 以下の動画では、メテ・ヤラル…

トルコの世俗化

上記のユーチューバーの若いトルコ人女性について、私は「世俗的」と表現したけれど、スカーフを被っている母親と姉の様子を見ると、家族の保守的な傾向は明らかであり、彼女自身のイスラム信仰もトルコの標準からすれば、わりと熱心な部類に属しているかも…

何故、欧米は少数民族など他国の問題に干渉したがるのか?

第一次世界大戦以降、欧米は「民族自決」を提唱して、他国の少数民族の問題に干渉するようになったという。 オスマン帝国は第一次世界大戦後に崩壊し、トルコ共和国という民族国家に生まれ変わったが、欧米はクルド人をトルコ国内の少数民族であると認定して…

トルコの新しい世代

トルコの一般市民の間でも「ユーチューバー」は増えているらしい。 先日、そういったユーチューバーによる以下のYouTube動画を視聴して、なかなか興味深いものを感じた。 ユーチューバーの若い女性が、婚約者であるイラン人の青年とその母親、そして自分の家…

「テルアビブの女たち」

今朝、「テルアビブの女たち」というイスラエルの映画をトルコ語吹き替え版で観た。(トルコ語の表題は「Duvarlar Arasında」:壁の間で) テルアビブのアパートで同居しているレイラ、サルマ、ヌールという3人のパレスチナ人女性が、男性権威的な社会に抵…

トルコの美味しいチーズが食べたい!

100年にも満たない「伝統」とはいえ、トルコの朝食にチャイは欠かせない。それから、チーズとオリーブ、これが無ければ朝食とは言えないような気がする。 しかし、これもエーゲ海地方など限られた地域の伝統に過ぎず、かつて内陸部では豆のスープが朝食の…

紅茶の美味しい喫茶店♪

今日は夜勤明けに大蔵谷へ寄って、紅茶の専門店で香り高いダージリン・ティーを楽しんできた。 トルコでは紅茶が「チャイ」と呼ばれ、トルコの人たちは毎日のように何杯もそのチャイを飲む。まるでチャイがなければ一日は始まらない。チャイを飲まずに一日が…

「レギュラーな業務は完璧だが、イレギュラーな事態に動転してしまう日本人」?

15~6年前、東京で開催された物産フェアに参加するトルコ企業の代表者らと共に、当時住んでいたイスタンブールから東京へ行った。 参加者の中には初めて日本を訪れる人もいたが、既に自社製品を日本で展開していて、何度も日本に来ているという人もいた。…