メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

コロナ

栄枯盛衰とはこうして繰り返されて行くのか?

日本では「超過死亡率」が例年を下回ったそうである。つまり、コロナも含めて様々な要因による死亡者の数が少ないのだという。それでも政府は「緊急事態宣言」の延長を協議しているらしい。 おそらく、現在「ロックダウン」等を敢行している国々は、超過死亡…

「生きる」

黒澤明監督の映画「生きる」の冒頭では、30年間役所に勤め続けながら、ただ漫然と時間をやり過ごして来た主人公が「彼は生きているとは言えない・・・死骸も同然だ」と紹介されている。 映画は、この主人公が「胃癌で余命数ヶ月」と知ってから、最後に何か…

高温サウナで免疫力もアップ?

1月8日の金曜日は、神戸でも雪がちらついた。京都辺りでは相当な積雪があったらしい。 この金曜日を挟んで3日ほど休みが続いたので、泊りがけでカプセル付きの神戸サウナに出かけてみた。ここは露天風呂もあるから、ちらつく雪の中で温泉気分を楽しむこと…

「デトックス(解毒)と大手術」

《2016年2月2日付け記事の再録》 ウィキペディアの記述によれば、人間の“便”の大部分を構成しているのは、「水分(60%)」と「腸壁細胞の死骸(15%~20%)」「細菌類の死骸(10%~15%)」などで、食べ物の残滓は5%程度に過ぎないらしい。体内に蓄積…

文化人の無理解とクルクルパーの運転手

冬になり、コロナの陽性者がまた増加しているため、「自粛」や「三密回避」が叫ばれている。飲食店などは堪ったものじゃないと思う。特に低料金の店が大変らしい。席を詰めてたくさんのお客さんに入ってもらわないと利益が上がらない店もあるだろう。 ところ…

インフルエンザの予防接種を受ける

今日、生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けて来た。勤務先で義務付けられているからしょうがない。 トルコでは薬局などで簡単に受けられるうえ、料金も安かったが、今日はクリニックへ行かされ、保険対象外で結構な金額を取られて驚いた。まあ、勤…

カラオケ・スナックで熱唱?

先週の土曜日、友人に誘われてカラオケ・スナック的な店で飲んで来た。 多分、日本でカラオケ歌いながら飲むのは30年ぶりぐらいの出来事じゃなかったかと思う。30年ほど前は、本社韓国の東京支店で働いていて、本社からの出向社員だった先輩のパクさんに…

顔は隠して実力で勝負!

3年ほど前、福岡で土木作業員として働いていた頃、現場へ軽ワゴンで営業に来るお弁当屋さんがいた。若い女性が運転席から降りてきて、「お弁当要りませんかあ!」と声をかけてくれる。それがまたなかなかの美人だったので、私も思わず一度購入してしまった…

コロナ騒ぎの世に恋の花咲く時は来るのか?

世間は、またコロナの感染が増えたとかで大騒ぎになっている。寒くなれば、ウイルスが活性化し、人間の免疫力は低下するそうだから、当然のことであるように思われる。おそらく、風邪もインフルエンザの感染もかなり増えているはずだ。 問題は、重篤者や死亡…

コロナと戦後の平和という「嘘」

スウェーデンは、2000年に徴兵制を廃止したものの、2018年になって隣国ロシアの軍事的な脅威が高まると、これを復活させたそうである。こういった敢然とリスクを負う姿勢が、今回のコロナ対応にも反映されているように思われてならない。 移民に対し…

各国のコロナ対策:スウェーデン・トルコ・日本・韓国

コロナに対して、ロックダウンといった大掛かりな対策を取らないまま、集団免疫という状態に至ったとされるスウェーデンは、既にほぼ通常の生活にもどっているそうだ。人々はマスクなどせずに友人たちと集い、短い夏の終わりを楽しんだという。実に羨ましい…

コロナ騒ぎの脅威

コロナによる脅威は、病気そのものより、経済的な打撃や人々に与える心理的な不安などが大きいかもしれない。上記のサイトでは、そのために「若年・壮年者にとって新型コロナは脅威でない」「感染者が増えるのは心配ない」「日常生活を取り戻そう」という3…

日本の同調圧力と自画自賛

コロナ感染の事態により、トルコでは、65歳以上の人たちに対して、許可無く夕刻以降の外出を制限するような対策がまだ続けられているらしい。 これには不満の声も高まっているのか、7月19日付けサバー紙のコラムでメフメット・バルラス氏は、「コロナ感…

コロナ騒ぎの迷走/人間の「死」と「生」

コロナ騒ぎが相変わらず迷走を続けている。いったいどうなってしまったのかと思う。 感染者が増えたと騒がれているものの、重篤者・死亡者は殆ど増えていない。その多くは無症状者であるという。インフルエンザにも不顕性感染というのがあるそうだから、こち…

アベノマスク

先週、うちにも「アベノマスク」とやらが届けられた。私は使うつもりがないし、世間の評判も芳しくないので、もらってくれる人もいないだろう。そのまま記念に保存して置こうかと思う。 マスクは、会社から支給された布製のものを使っている。もっとも、使っ…

コロナ騒ぎは何処まで続くの?

コロナ騒ぎ、いつになったら収束して当たり前な社会に戻れるのだろう? 「新しい生活様式」とやらが当たり前な人間の社会生活であるとはとても思えない。 「マスク着用」とか「向き合ってはならない」とか言って、若い人たちはどうやって恋愛を楽しめるのか…

ファクターX?

ウイルスは高温多湿で機能が弱まるため、インフルエンザは夏場に流行しないと言われていた。高温になれば、人間の免疫力も高まるらしい。新型コロナも温暖な東南アジアなどでは大きな被害を出していないので、やはり同様の傾向が指摘されているものの、シン…

健康には3過ぎ回避と温泉浴?

今日で5月も終わり、明日から6月、暦の上でもいよいよ夏になる。私は夏場に風邪を引いたり体調を崩したりした覚えが殆どない。どんなに暑くても、寒い冬よりましである。いつも冬になると何度か風邪を引く、インフルエンザで寝込んでしまうことも少なくな…

「情報戦(心理戦)」~香港の事態

一昨日の朝、新快速に三ノ宮の駅、そしてポートライナーも急に人が多くなったように感じた。「緊急事態宣言」後の減少は徐々に進んだので、どのくらい減ったのか実感出来なかっただけで、やはり新快速で3~4割、沿線に医療機関の多いポートライナーでも2…

諸行無常~因果はめぐる糸車

5月17日に訪れた西成は、昼から飲み屋もスナックも盛況で、コロナなど何処吹く風という雰囲気だったけれど、大阪ではその前日に「緊急事態宣言」が一部解除されていたため、緊急事態宣言中はどんな様子だったのか良く解らない。 最近は、ドヤや「人夫出し…

リモート・イフタル(夕食会)?

コロナの話題ばかりで忘れていたが、昨日でラマダンも終わりバイラム(祝祭)が始まっているようだ。 しかし、トルコではラマダン期間中も外出禁止令が出されたりして、断食明けの夕食イフタルも本来のように親族や友人たちが集まって楽しむことができなかっ…

「緊急事態宣言」は必要だったのか?

「緊急事態」もようやく解除され始めた。街角が活気を取り戻す日も近いのではないかと思う。これから、既に終わった「緊急事態宣言」についての議論はともかく、日本で重篤者が少なかった要因の科学的な研究の進展を期待したい。欧米ではBCG仮説などの検…

コロナという大義名分/トルコの識者の論説

米中の対立も軍事衝突に至ると思っている人は殆どいないだろう。だから安易に対決を煽ったりする。 米国は経済戦と情報戦でソビエトを崩壊させてしまったのだから、また同じようにやる算段なのかもしれない。 その大義名分として「コロナ」を掲げたり、「中…

武漢料理の店

今日は母の89歳の誕生日で、本来なら鹿児島にいるはずだったが、コロナ騒ぎのためにこれも叶わなかった。いったいこの騒ぎをいつまで続けるつもりだろう? 米国が煽り続けているから同調しているのか、させられているのか? そういう裏でもあると思わなけ…

コロナも怖気づく「男の美学」

昨日、夜勤明けに大阪の上本町へ出て、それから西成の辺りまで歩き回って来た。緊急事態が一部解除された所為か、心斎橋のアーケード街も結構賑わっていた。大阪の人たちは切り替えが早い。 通天閣はまだ休んでいたけれど、ジャンジャン横丁は昼から飲んでる…

力士の健康

大相撲の28歳の三段目力士が新型コロナ肺炎で亡くなった。これに対して「壮健な若者の命も奪うコロナ」と語った政治家がいたけれど、糖尿病を患っていたという28歳の力士が果たして「壮健な若者」だったと言えるのかは疑問である。 亡くなった力士に限ら…

コロナによる攻撃は真珠湾より酷い?

トルコでは、エルドアン大統領が「コロナ後、トルコは中国に代わって世界の工場となる」みたいなことをぶち上げているらしい。トルコリラの下落が止まらないトルコで、こういった将来の期待でも語らなければ、世間が気分的に滅入ってしまうからだろう。 しか…

バーミヤン/8割消減?

上記の駄文に「遠出したのだから、何処にでもあるチェーン店では味気ない」なんて書いたものの、昨日の昼食はチェーン店の「バーミヤン」だった。しかし、バーミヤンは「何処にでもある」というわけではない。特に関西地区の店舗は関東に比べてとても少ない…

同調圧力

先週、ようやく昨年末から読み続けていた「翔ぶが如く」を読了した。 「西南戦争」で薩摩軍は異様な強さを発揮したという。突撃の際、我先にと敵陣へ斬り込んで行ったそうだ。一方、防戦で持ちこたえられずに崩れ始めると、今度は脱兎の如く逃げ出したらしい…

トルコの「社会的な距離」/日本の「新しい生活様式」

トルコでも、コロナ予防対策として欧州に倣った「社会的な距離」などというものが奨励されているらしい。フェイスブックにトルコの友人が、この「社会的な距離」への戸惑いを書き記していた。 友人は、30年ぐらい前に日本を訪れた際、京都の烏丸ホテルのロ…