メルハバ通信

兵庫県高砂市在住。2017年4月まで20年間トルコに滞在。

アメリカ

アルバイラク財務相の解任

上記の12日付けの記事で、「エルドアン大統領がバイデン氏へ祝意を表していない」などと記してしまったが、これは誤り、菅首相らよりは遅れたものの、エルドアン大統領も10日の段階で既に祝意を伝えていた。プーチン大統領からは未だのようだけれど・・…

「物言い」がついた大統領選挙?

米国の大統領選挙は「物言い」がついて協議の結果待ちといったところだろうか? 相撲の場合、協議の結果が出るまで、勝ち力士の名乗りを受けることはできないけれど、米国大統領選挙の方は、既にバイデン氏が勝ち名乗りを挙げてしまったようである。 そのた…

トランプ大統領は平和主義者?

若き日のトランプ大統領は、ベトナム戦争への徴兵を再三にわたって回避し、結局、兵役を免れていたらしい。 「ベトナムの勇者」である故マケイン氏が、トランプ氏をどう見ていたのか何となく解るような気もする。父祖の代から軍人である家系のマケイン氏は、…

米国大統領選挙:マイケル・フリン氏はどうしたのだろう?

米国の大統領選挙は、ようやくバイデン氏の勝利が確定したと報じられている。 最後に勝敗を分けたのがペンシルベニア州だったため、トルコでは、当地を根城にしている「ギュレン教団」が、どのくらいバイデン氏の勝利に「貢献」したのか、などという話も取り…

バイデン氏が大統領になれば・・・

米国の大統領選挙、まだ結果は明らかになっていないが、トルコのエルドアン政権寄りサバー紙のコラムニスト、ハサン・バスリ・ヤルチュン氏は、既に一昨日の段階で、バイデン氏が大統領になった場合どうなるかについて記していた。 その中でヤルチュン氏は、…

アメリカの大統領は誰になるのか?

米国の大統領選挙、未だに結果も明らかにならないまま混乱が続いているようだ。いったいどうなってしまったのだろう? トルコの識者たちも、「我々の民主主義にケチをつけて説教していた国がなんという有様だ」といったように呆れ返りながら論評している。 …

天才の自尊心?

《2014年10月31日付け記事の再録(2)》 私はこの「カシアス・クレイ (1972年) 」を、中学生の頃に読んだのではないかと思う。不世出の天才ボクサー“モハメド・アリ”の半生が綴られている。 著者のトレス氏もライト・ヘビー級の名チャンピオンとし…

米国の社会でも「分断と対立」

大統領選挙を前にして、米国でも「分断と対立」が騒がれているようだ。 私に米国の状況は良く解らない。確かに、人種差別の問題もあり、あまり穏やかにまとまっている印象は得られないが、その「分断と対立」は、いつ頃から現れていたのだろう? 有色人種が…

「ついにヒロシマの仇を討った!」

*《2019年11月14日付け記事の再録》 2001年の「911」、クズルック村の工場で事件の第一報を聴いた時も驚いたが、翌日、トルコの新聞を見てぶっ飛んだ。 一面に大きく「ついにヒロシマの仇を討った!」というような見出しが躍っていたのであ…

コロナと戦後の平和という「嘘」

スウェーデンは、2000年に徴兵制を廃止したものの、2018年になって隣国ロシアの軍事的な脅威が高まると、これを復活させたそうである。こういった敢然とリスクを負う姿勢が、今回のコロナ対応にも反映されているように思われてならない。 移民に対し…

バイデンかトランプか?

最近、トルコでは、米国民主党の大統領候補となったバイデン氏の発言が話題になっているようだ。 それは、バイデン氏が、7~8カ月前に「ニューズウィーク」の紙面で明らかにした発言であり、何故、今頃になって取り沙汰されているのか、背景は未だはっきり…

米国が企てたトルコの分割

《2019年10月13日付け記事を修正して再録》 ソビエト崩壊後、戦略的な価値が半減したトルコに対して、米国はあからさまに分割を企図するようになったという。 2006年9月には、NATOのセミナーで米軍将校の講師が、トルコ人将校らに「分割さ…

善悪正邪を論じたがる風潮

この2002年12月30日付けのインタビュー記事で、退役海軍中将のアッティラ・クヤット氏は、米国によるイラク戦争へトルコも参戦しなければならないと論じているけれど、米国が主張していた「化学兵器等の脅威」を認めていたわけではない。 それどころ…

トランプ大統領とエルドアン大統領は似た者同士?

米国の大統領選挙もいよいよ4ヶ月後に迫った。一部の日本の識者によれば、米国の主要メディアによる否定的な報道にも拘わらず、トランプ氏は相変わらず優勢であるという。 トルコでもハサン・バスリ・ヤルチュン氏といったエルドアン政権寄りのジャーナリス…

「情報戦(心理戦)」~香港の事態

一昨日の朝、新快速に三ノ宮の駅、そしてポートライナーも急に人が多くなったように感じた。「緊急事態宣言」後の減少は徐々に進んだので、どのくらい減ったのか実感出来なかっただけで、やはり新快速で3~4割、沿線に医療機関の多いポートライナーでも2…

「緊急事態宣言」は必要だったのか?

「緊急事態」もようやく解除され始めた。街角が活気を取り戻す日も近いのではないかと思う。これから、既に終わった「緊急事態宣言」についての議論はともかく、日本で重篤者が少なかった要因の科学的な研究の進展を期待したい。欧米ではBCG仮説などの検…

コロナという大義名分/トルコの識者の論説

米中の対立も軍事衝突に至ると思っている人は殆どいないだろう。だから安易に対決を煽ったりする。 米国は経済戦と情報戦でソビエトを崩壊させてしまったのだから、また同じようにやる算段なのかもしれない。 その大義名分として「コロナ」を掲げたり、「中…

武漢料理の店

今日は母の89歳の誕生日で、本来なら鹿児島にいるはずだったが、コロナ騒ぎのためにこれも叶わなかった。いったいこの騒ぎをいつまで続けるつもりだろう? 米国が煽り続けているから同調しているのか、させられているのか? そういう裏でもあると思わなけ…

コロナによる攻撃は真珠湾より酷い?

トルコでは、エルドアン大統領が「コロナ後、トルコは中国に代わって世界の工場となる」みたいなことをぶち上げているらしい。トルコリラの下落が止まらないトルコで、こういった将来の期待でも語らなければ、世間が気分的に滅入ってしまうからだろう。 しか…

コロナ報道の怪

このところ、コロナは危惧されたような死亡者の増加を見せていないものの、過激な報道だけは執拗に続けられている。まるでコロナの恐怖を意図的に煽っているような印象さえある。重々しい口調で「〇〇人の感染者が新たに確認されました」と報じながら、その…

コロナ後の世界/「万人は万人に対して狼」

コロナ騒ぎが収まった後、世界はどうなるのだろう? 日本には、各国が協力し合う麗しい世界の実現を期待する人たちもいる。これはトルコでも同様らしい。 しかし、サバー紙のメフメット・バルラス氏は、そういった期待に対して、「『人間は人間の狼だ』とい…

傀儡国家の失敗

ウイキペディアで満州国の項目にざっと目を通したところ、「満州国に国籍法はなかった」という記述が出て来た。二重国籍を認めない日本からの移民を増やすためだったそうである。 それどころか、日本統治下の朝鮮にも「日本の国籍」を明確に規定するものはな…

反日種族主義~戦後の平和という虚構

「反日種族主義」という本が話題になっている。著者の李栄薫教授は、これを「韓国人の自己批判書」と説明したそうだ。書評を読むと、かなり画期的な内容らしいが、韓国の人たちが歴史等について自己批判的な発言を試みるのは、もちろんこれが初めてではなか…

質素倹約派と贅沢三昧派?

ネパール人就学生らと接していて、もう一つ気になることがあった。平気で食べ物を捨てる人が多いのである。コンビニで買い込んで来たパンや弁当を送迎車の中で食べ、半分近く残してゴミ箱へ入れてしまう者もいた。 あまり「もったいない」という感覚がないよ…

エルドアン大統領とトランプ大統領の会談/ トルコ語のラテン文字化

エルドアン大統領とトランプ大統領の会談は、特に成果もなかったけれど、とにかく米国との関係が維持されたことでトルコ側は満足しているようだ。 サバー紙のメフメット・バルラス氏は、トランプ政権も、来年の選挙を乗り切るまでは、思い切った手が打てない…

「ついにヒロシマの仇を討った!」

2001年の「911」、クズルック村の工場で事件の第一報を聴いた時も驚いたが、翌日、トルコの新聞を見てぶっ飛んだ。 一面に大きく「ついにヒロシマの仇を討った!」というような見出しが躍っていたのである。 記事は、テロを敢行したのが日本赤軍であ…

米国を中心とする世界秩序の動揺?

トルコ大統領府の首席アドバイザーであるギュルヌル・アイベット氏は、出演したニュース専門局CNNトルコの番組で、現在、欧米は、1945年以来続いて来た世界秩序の動揺により、各々の機構に亀裂が生じて意思統一が図れない状態に陥っていると指摘して…

米国の「大中東プロジェクト」は破綻した?

この2002年12月30日付けのインタビュー記事で、退役海軍中将のアッティラ・クヤット氏は、米国によるイラク戦争へトルコも参戦しなければならないと論じていた。 クヤット氏の主張は、既に決定づけられている参戦へ人々の理解を求めるような調子であ…

米国が企図したトルコの分割?

トルコのメディアを見ていると、「公共料金の値上げは戦費調達のためだから仕方ない」といった記述が出て来たり、「戦争に反対するのはPKK国家に賛成ということだ」なんて見出しが躍っていたりする。もはや戦時体制に近い状況であるかもしれない。 ソビエ…

トルコとアメリカの深層国家/トルコ軍による「平和の泉作戦」

深層国家(deep state)という表現は、米国でも使われているそうだけれど、これはトルコ語の「derin devlet(深層国家)」に由来しているらしい。 この「derin devlet(深層国家)」が、トルコでいつ頃から使われるようになったのか良く解らないが、2000…